院長メモ

院長メモ
2019.4.11

【コラム】腰痛症についてのQ&A
腰が痛いときにもエクササイズを行った方がよいか?
 腰痛症の原因はさまざまであり、場合によっては内臓疾患による痛みの可能性もあります。したがって腰の痛みを感じたら、痛みの原因を明確にするためにも、 まずは当院に相談することをお奨めします。基本的には急性的な痛みが出た場合、痛みが出始めて2~3日程度はエクササイズの実施を避け、安静やマッサージ等の受動的対処に努めたほうがよいといえるでしょう。
 そして救世的な痛みが軽くなってきたら、痛みの原因を確認しながら少しずつエクササイズを行っていくとよいでしょう。 また、慢性的な腰痛症の場合、エクササイズをしながら痛みの程度を常に確認し、エクササイズ前より痛みが強く感じられるようであればエクササイズを中断し、当院にご相談いただければと思います。
 当院で紹介するエクササイズは正しい動作が実施できていれば、基本的に腰部に著しい負荷がかかることはなく、エクササイズを行うことでむしろ腰の痛みが軽くなることが予想されます。 なぜなら、エクササイズに伴う筋温(筋肉の温度)の上昇、血流の増加に伴い、その痛みが解消されることがあるからです。
したがって、腰に痛みを感じる場合でもエクササイズを始めてみて、その痛みが解消されればそのままエクササイズを続けても問題ありません。 一方で、腰に痛みを感じながらエクササイズを始めて、その痛みがさらに強くなったら、無理をせずエクササイズを中断し、当院にご相談下さい。

朝、起きたときが特に痛みを感じますが、どうしたらよいですか?
 睡眠は身体の疲れを回復させる上で必要不可欠なものですが、睡眠中は長時間にわたり同じ姿勢でいることが多く、筋肉をほとんど動かすことがありません。 筋肉は長時間動かさずにいると硬くなってしまうという特性を持っており、硬くなってしまった筋肉はその機能を充分に発揮することができなくなってしまいます。 私たちが朝起きた時に大きく背伸びをしたりするのは、硬くなった筋肉を元の状態に戻そうという自然な身体の反応であるとも考えられるのです。 そのような観点から考えれば、起床時に適切なエクササイズを行うことは腰痛症を改善するためばかりでなく、快適な日常生活を送る上で重要だといえるでしょう。
 
日常生活や仕事中などに気をつけることはありますか?
 私たちは日常生活を送る中で不適切に同じ姿勢をとってしまうことが少なくありません。長時間にわたり同じ姿勢をとっていると、 同じ筋肉が持続的に力を発揮し続けなければならなかったり、ほとんど動かすことのない筋肉が生じたりして、知らず知らずの間に筋肉の機能が低下していることが多いのです。 なぜなら、筋肉は持続的に力を発揮したり、長時間動かさずにいると硬くなってしまうという特性を持っており、硬くなってしまった筋肉はその機能を充分に発揮することが出来なくなるからです。 筋肉がその機能を充分に発揮できなくなるからです。筋肉がその機能を充分に発揮することが出来なければ腰痛症の予防、改善は望めません。
 したがって、硬くなってしまった筋肉は速やかに元の状態に戻さなければならないのですが、筋肉を元の状態に戻す為には日常生活や仕事の合間に簡単に実施できるエクササイズが必要です。 日頃からこまめに実施して、常に筋肉の状態を整えるようにしましょう。当院の施術に於いてエクササイズの指導をさせて頂いております。

エクササイズは毎日行った方がより効果があがる?
一般的に、筋力トレーニングは48時間以上の間隔を空けて実施することが望ましいといわれています。この根拠となっているのは「超回復の原理」という考え方です。 超回復の原理とは、筋力トレーニング等によって筋肉に負荷を与えると一時的に筋肉の機能が低下するものの、トレーニング後の休息と栄養摂取が充分であれば元のレベル以上に筋肉の機能が回復するという身体反応をいいます。 その超回復に必要とされる時間が概ね48時間であるといわれていることから、筋力トレーニングは48時間以上の間隔を空けて実施することが望ましいとされているのです。 しかしながら、当院で紹介するエクササイズは確かに筋力トレーニングも含みますが、その強度は一般的な筋力トレーニングの強度に比べるとはるかに低く、筋力に負荷を与えるというよりは、 筋肉に本来持つ機能を再学習させるという意味合いが強いものです。再学習という観点で考えれば、毎日実施することが望ましいといえます。

エクササイズをした後の腰の”張り”や筋肉痛と、腰痛の違いはどのように見分けることができる?
 一般的にエクササイズを行うと筋肉痛が生じると認識されており、エクササイズ後に筋肉痛がなければ効果があがらないと考えている人も多いかもしれません。 しかし筋肉痛が生じるメカニズムについては未だ解明されていない部分も多く、必ずしも筋肉痛がなければ効果があがらない訳ではありません。 いずれにしても当院で紹介するエクササイズは筋機能の再学習といった意味合いが強く、一般的な筋力トレーニングから比べれば、 強度の低いエクササイズですので、著しい筋肉痛は生じないといえます。 しかしながら、個々の筋肉の状態や筋力レベルによっては、当院で紹介する比較的強度の低いものでも、エクササイズ後に筋肉痛を感じることが あるかもしれません。
 基本的に筋肉は腱を介して関節を跨ぐように骨に付着しているので、エクササイズ後に生じる筋肉痛と関節の痛みは、痛みの出る部位が異なるという点で容易に判別できます。 ところが、脊柱の椎間関節は他の関節構造と異なり、腰部の筋肉は必ずしも関節を跨いで付着している訳ではありません。 そのため、エクササイズ後の筋肉痛や筋肉の張りと腰の痛みを判別することは難しい場合があります。 エクササイズによる筋肉痛の場合、その痛みはエクササイズ終了後2~3日程度で解消されますが、3日以上経過しても痛みが解消されない場合は 筋肉痛以外の痛みである可能性があります。 また筋肉の状態や筋力レベル、痛みの感じ方には個人差があるので、必ずしも3日程度で筋肉痛が解消されるとは限りませんが、 1週間を経過してもなお痛みが解消しない場合は注意が必要になります。 したがってエクササイズ後に腰の痛みや張りを感じたら、無理をせずエクササイズを休み、痛みの状況を確認するようにしましょう。
 また、基本的に筋肉痛の場合は筋温(筋肉の温度)の上昇、血流の上昇に伴い、痛みが解消されることが多いといえます。 したがって、腰に痛みや張りを感じる場合でも、エクササイズを始めてみて痛みや張りが解消されれば、そのままエクササイズをつづけても問題ありません。 一方で、腰に痛みや張りを感じながらエクササイズを始めて、その痛みがさらに強くなったら筋肉痛以外の痛みの可能性があります。 これは腰に痛みや張りを感じていない場合も同様です。エクササイズを始める前に腰に痛みや張りを感じていないが、エクササイズ開始後に痛みが出たという場合は、 無理をせずエクササイズを中断し、痛みの状況を確認しましょう。

気をつけたほうがいい腰の痛みは?
 腰痛の場合、原因は様々であり、痛みの種類や程度も様々です。したがって一概には言えませんが、基本的にシビレを伴う痛みや嘔吐を伴う痛みは注意が必要となります。 痺れを伴う腰の痛みは、椎間板ヘルニアに代表されるような腰椎部の神経根が何らかの要因によって圧迫されることによって 生じるものが多いといえます。 状態によってはエクササイズが禁忌になる場合があります。 また、腰痛症に関連した痺れを伴う痛みとして、坐骨神経痛が知られています。坐骨神経は殿部にある梨状筋の下方を走る神経であり、神経根が圧迫されていなくても、 梨状筋が過緊張し硬くなると坐骨神経が圧迫され痺れを伴う痛みが生じることがあります。 この場合については梨状筋をストレッチ等で緩め、適切なエクササイズを行って本来の機能を取り戻すことによって痛みが緩和、改善されるケースが多くあります。 また安静時の痛み及び嘔吐を伴うような腰の痛みは内臓疾患が原因であることががあるので、必ず医師の診断を受けるようにしましょう。

腰痛にはどんな種類がある?
 腰痛症の原因や種類はさまざまであり一概に分類することはできませんが、大きく分けると以下の5つに分類することが可能だとされています。
 ・骨性腰痛(骨折、脊髄腫瘍等)

 ・椎間板性疼痛(椎間板ヘルニア等)

 ・根性疼痛(腰部脊柱管狭窄等)

 ・椎間関節疼痛(椎間関節症)

 ・筋筋膜性疼痛(筋筋膜性腰痛症等)

 このように腰痛症の種類は様々なのですが、多くの人が抱えているのは「筋筋膜性腰痛症」とよばれるものであるといえます。 但し、筋筋膜性腰痛症と一言で言っても痛みの生じ方はそれぞれに異なります。 痛みの生じ方による分類の方がほとんどの腰痛症の人にとって適切な分類方法であるといえるかもしれません。

<後屈型腰痛症>

 上半身を後に反らせた時(後屈した時)や、長時間の立位や歩行によって痛みが生じる場合は、「後屈型腰痛症」として分類できると考えられます。 後屈型腰痛症の人は骨盤ならびに腰椎が過度に前傾、前彎していることが多く、後屈型腰痛症は上半身の後屈動作に伴う骨盤の後傾が不十分なことに起因する腰痛症であると考えられます。 このことから、骨盤ならびに腰椎の前傾、前彎を軽減させつつ脊柱の安定性を高めることで改善が可能であるといえます。 但し後屈型腰痛症には、加齢に伴う椎間関節障害の一部や変形性脊椎症、腰椎分離症、腰椎すべり症などが含まれるため注意が必要です。 状況によっては運動が禁忌となる場合があるので、充分な配慮が必要となります。

<前屈型腰痛症>

 上半身を前に倒した時(前屈した時)や、長時間の座位姿勢によって痛みが生じる場合は「前屈型腰痛症」に分類できると考えられます。 前屈型腰痛症の人は骨盤ならびに腰椎が過度に後傾、後彎していることが多く、前屈型腰痛症は上半身の前屈動作に伴う骨盤の前傾が不十分なことに起因する腰痛症であるといえます。 前屈型腰痛症は骨盤ならびに腰椎の後傾、後彎を軽減させつつ脊柱の安定性を高めることで改善が可能であるといえます。 但し、前屈型腰痛症には椎間板ヘルニアの一部が含まれる為注意が必要です。 状況によっては運動が禁忌となる場合があるので、充分な配慮が必要となります。

<回旋型腰痛症>

 上半身を捻った時(回旋した時)に痛みが生じる場合は「回旋型腰痛症」に分類することができると考えられます。 腰痛部の回旋可動域は左右にそれぞれ5度程度しかないとされています。 一般的に「腰を回す」あるいは「腰を捻る」動作は股関節の回旋動作と頚椎から胸椎にかけての回旋動作によるものですが、 それらの回旋可動性が低下すると、腰部(腰椎部)に大きなストレスがかかることになります。 回旋型腰痛症の人は、頚椎から胸椎にかけての回旋可動性ならびに股関節の回旋可動性が低下していることが多く、 回旋型腰痛症はこれらの回旋可動性が低下することに起因する腰痛症であると考えられます。 この場合には、頚椎から胸椎にかけての回旋可動性ならびに股関節の回旋可動性を高めつつ、脊柱の安定性を高めることで改善が可能であるといえます。 但し、回旋型腰痛症には変形性脊椎症、腰椎分離症、椎間板ヘルニア等、様々な腰痛症が含まれていることがあるので、 充分な配慮が必要になります。

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