腰痛でお悩みの方、ご相談ください!
いつまでたってもよくならない腰の痛み、脚のシビレ
つらい腰痛、我慢していませんか?
腰痛に関する豆知識
【腰痛予防のためには姿勢にも気を付けたほうがよい?⑥】
また、長期的にみれば脊柱を安定させる筋肉の機能を高めることが不良姿勢を改善することにも
つながります。よって予防をメインとして考えた場合、まずは何より成虫を安定させる筋肉の
機能を高めることを意識することが重要と言っても過言ではありません。
なぜなら、筋肉は腱を介して骨に付着しているので、筋肉の機能を高めていくことで
自ずと不良姿勢も改善することができるからです。
【腰痛予防のためには姿勢にも気を付けたほうがよい?⑤】
したがって、腰痛症を予防するために必ずしも不良姿勢を改善しなければならいという訳ではなく、
ほとんどの腰痛症は脊柱の不安定性に起因するものであり、腰痛症を予防する
為には不良姿勢の改善よりも脊柱の安定性を獲得することを優先させるべきだといえるでしょう。
【腰痛予防のためには姿勢にも気を付けたほうがよい?⑤】
したがって、腰痛症を予防するために必ずしも不良姿勢を改善しなければならいという訳ではなく、
ほとんどの腰痛症は脊柱の不安定性に起因するものであり、腰痛症を予防する
為には不良姿勢の改善よりも脊柱の安定性を獲得することを優先させるべきだといえるでしょう。
【腰痛予防のためには姿勢にも気を付けたほうがよい?④】
しかし、円背や平背といった不良姿勢であっても、長時間にわたって同じ姿勢を保持した時や
運動時に腰の痛み(腰に限らず身体の痛み)が生じていなければ、
円背や平背といった不良姿勢が門田であるということにはならいないです。
また、人間は誰にでも利き腕や利き脚があり、それらを中心に動きの癖を持っているので、
理想的な姿勢を身に付けることは容易なことではありません。
【腰痛予防のためには姿勢にも気を付けたほうがよい?③】
脊柱が「生理的弯曲」と呼ばれる緩やかなS字カーブを描いている状態が崩れると重力に対して
身体を支え切れず、肩から腰にかけての部位に大きなストレスがかかるとされています。
これらのことから、腰痛症を予防するためには、
理想的な姿勢を維持すべきであると考えられているわけです。
【腰痛予防のためには姿勢にも気を付けたほうがよい?②】
一般的に理想的な姿勢とされているのは、身体を真横からみた時に、耳穴(耳の穴)、肩峰(肩の先)、
大転子(太ももの骨の出っ張り)、外くるぶしのやや前方が一直線状に並び、脊柱が
「生理的弯曲」と呼ばれる緩やかなS字カーブを描いている状態だといわれています。
そして、このような状態は構造的に脊柱が安定しやすく、脊柱を安定させるうえで
無理な力を必要としません。
【腰痛予防のためには姿勢にも気を付けたほうがよい?①】
一般的に「円背」(猫背)や「平背」(背中のカーブがない状態)等は不良姿勢とされ、
腰痛症の原因の1つであると認識されていることから、腰痛症を予防するためには
不良姿勢を改善しなければならないといわれています。
【おなかが出ると腰痛になりやすい?③】
腰痛症の予防として運動不足を解消し、肥満を改善、予防することは重要なポイントになるといえるでしょう。
肥満は腰痛症のみならず、生活習慣病の原因にもなりますので、豊かで健康的な生活を
営むためにも肥満の改善、予防に努めるようにしましょう。
【おなかが出ると腰痛になりやすい?②】
肥満の原因については、日頃の運動不足によるところが大きいといえます。
そして運動不足は、筋機能の低下をg引き起こすことを考えれば、運動不足による
肥満に伴う筋機能の低下は腰痛症を引き起こす原因になりうると考えれられます。
そう意味では肥満も充分、腰痛症の原因になるという事です。
【おなかが出ると腰痛になりやすい?①】
肥満によっておなかが出た姿勢は腰部(腰椎部)が反りやすく(前弯しやすい)、
腰に大きなストレスがかかることから、腰痛症を引き起こしやすいと考えられます。
しかしながら、長時間にわたり同じ姿勢を維持した時や、運動時に腰に痛みを感じることがなければ、
必ずしも肥満によっておなかが出た姿勢が腰に悪いとはいえません。
腰痛症を引き起こす大半の原因は、姿勢の良し悪しというよりは脊柱を安定させる筋機能の低下に
よるところが大きいからです。
【ストレッチについて3】
骨盤に付着する筋肉が硬くなってしまう原因(左右どちらかの脚だけに荷重してしまうことが多い、
脚を組んで座ることが多いといった身体の癖)を突き止め、それらを改善していくことも重要
ですが、原因の改善には利き腕や利き脚等の考慮も必要となり、
一朝一夕にどうなるものではありません。したがって、まずは何より硬くなってしまった
筋肉を緩めていくことを優先させた方が、すこしでも不快な症状から脱するためにはよいといえるでしょう。
【ストレッチについて2】
腰痛症に悩む人は、日常生活において何らかの理由で骨盤に付着する筋肉が硬くなり、
骨盤の可動性が損なわれていることが多いといえます。
そのため、一日の終わりである就寝前にはこれらの硬くなってしまった筋肉をストレッチングによって
緩めることが、腰痛症を改善する上で必要不可欠になるといえます。
【ストレッチについて1】
筋肉は持続的に力を発揮し続けたときや長時間にわたり動かさずにいたときに、硬くなってしまいます。
一日の生活の中では、不適切に一部の筋肉だけを動かし続けたり、一部の筋肉を動かさないで
いたりすることが多くありますので、知らず知らずのうちに一部の筋肉が
かたくなってしまっていることも少なくありません。
そして一部の筋肉が硬くなってしまっていると、本来の身体の動きが損なわれ、
身体の痛みといったトラブルを引き起こす可能性が高くなってしまいます。
【動作による分類③】
回旋型腰痛症
上半身を捻ったときに痛みが生じる場合は、「回旋型腰痛症」に分類することができると
考えられます。腰椎部の回旋可動域は左右にそれぞれ5度程度しかないとされています。
一般的に「腰を回す」あるいは「腰を捻る」動作は、股関節の回旋動作と頸椎から胸椎に
かけての回旋運動によるものであり、それらの回旋可動域が低下すると、腰部(腰椎部)に
大きなストレスかかかることになります。
この場合には、頸椎から胸椎にかけての回旋可動域並びに股関節の回旋可動域を回復しつつ、
脊柱の安定性を高めることで改善が可能であると考えられます。
【動作による分類②】
前屈型腰痛症
上半身を前に倒したとき(前屈した時)や、長時間の座位姿勢によって
痛みが生じる場合は、「前屈型腰痛症」に分類できると考えられます。
前屈型腰痛症の人は骨盤並びに腰椎が過度に後屈、後弯していることが多く、
前屈型腰痛症は上半身の前屈動作に伴う骨盤の前傾が不十分なことに起因する腰痛症で
あると考えられます。前屈型腰痛症は骨盤並びに腰椎の後継、後弯を軽減させつつ、
脊柱の安定性を高めることで改善が可能であると言えます。
【動作による分類①】
後屈型腰痛症
上半身を後ろに反らせた時(後屈した時)や、長時間の立位や歩行によって痛みが生じる場合は、
「後屈型腰椎症」として分類できると考えられます。
後屈型腰椎症の人は骨盤ならびに腰椎が過度に前景、前弯していることが多く、
後屈型腰椎症は上半身の後屈動作に伴う骨盤の後継が不十分なことに
起因する腰痛症であると考えられます。このことから、骨盤ならびに腰椎の前傾・前弯を軽減
させつつ脊柱の安定性を高めることで改善が可能であると言えます。
但し、後屈型腰痛症には、加齢に伴う椎間関節障害の一部や変形性脊椎症、腰椎分離症、
腰椎すべり症などが含まれるため注意が必要です。
状況によっては運動が禁忌となる場合があるので、充分な配慮が必要です。
【腰痛にはどんな種類がある?】
腰痛症の原因や種類は様々であり一概に分類することはできませんが、
大きく分けると以下の5つに分類することが可能だとされています。
・骨性腰痛(骨折、脊髄腫瘍等)
・椎間板性疼痛(椎間板ヘルニア等)
・根性疼痛(腰部脊柱管狭窄症等)
・椎間関節疼痛(椎間関節症)
・筋・筋膜性疼痛(筋・筋膜性腰痛症等)
このように腰痛症の種類は様々なのですが、多くの人が抱えているのは
「筋・筋膜性腰痛症」と呼ばれるものであると言えます。
但し、筋・筋膜性腰痛症と一言で言っても痛みの生じ方はそれぞれに異なります。
痛みの生じ方による分類の方がほとんどの腰痛症の人にとって適切な分類方法であると
言えるかもしれません。
参考文献:腰痛を予防改善する 野口勝彦著